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学びの達人に学ぶ「姿勢」の極意|体軸と内面が育む真の学習力

学びの達人に学ぶ「姿勢」の極意|体軸と内面が育む真の学習力

学ぶ姿勢の重要性 どの分野においても、一流の学び手に共通する特徴の一つは「良い姿勢」を持っていることです。

ここでいう姿勢とは、単に身体の構えだけでなく、学習に取り組む心構えや態度も含まれます。

この二つは切り離せない関係にあります。

たとえば、多くの生徒を指導してきた経験から、やる気の感じられない生徒は猫背気味になりがちです。

一方で、背筋が伸びていても、集中できていない生徒もいます。

しかし、やる気があり背筋がピンと伸びている生徒は非常に少ないのです。

ここで強調したいのは、授業中にただ背筋を伸ばして先生を見つめなさいということではありません。

むしろ、姿勢は内面から自然に表れるものであり、一朝一夕で身につくものではないということです。

たとえば、将棋や囲碁、麻雀といったスポーツ以外の分野の達人たちの姿勢に注目してみてください。

彼らの体軸はぶれることなく安定しているのです。

これは武士道で言うところの「隙がない」状態に似ています。

NHKの将棋中継を観察すると、優勢な局面の人は自然体の姿勢で、劣勢の人は体のあちこちに無駄な力が入っているのがわかります。

このように、姿勢は学習や思考の状態を映し出す鏡とも言えるのです。

自然体で学ぶことの意味 「力を抜く」ということは、一見簡単そうに思えますが、「~しなければならない」という思考の癖がある人にとっては難しいものです。

だからこそ、力を抜こうと意識するのではなく、体の動きを自然な流れに任せる感覚を持つことが大切です。

体が素直で正直になるとは、最も自然な状態であり、これが体軸のぶれない状態を生み出します。

体が正直であるとき、心も正直になりやすいのです。

逆に「気持ちを正直にしよう」と無理に思っても、体に力が入り、かえって不自然な状態になってしまいます。

そのため、単に姿勢だけを良くしようと部分的に努力するのではなく、心と体の全体的なバランスを保つことが学習において最も重要です。

少し難しい話に聞こえるかもしれませんが、これは学びに向かう心構えの話です。

勉強に向かうとき、やる気がある時もない時も、まずは心を穏やかに整えましょう。

深呼吸をする、静かに目を閉じるなどして、平常心で学習に取り組むことが効果的です。

この心構えは試験の場面でも同様です。

実力以上の結果を求めず、今の自分が持つ力を素直に出し切ることに集中しましょう。

結果は後からついてくるものです。

こうした心境で学習や試験に臨めるようになれば、あなたの背中は体軸がぶれることなく、まるで学びの達人のようにしっかりとした姿勢を保っていることでしょう。