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台風18号の最新情報と発生メカニズム|日本列島縦断の恐れに備える

台風18号の最新情報と発生メカニズム|日本列島縦断の恐れに備える

2017/09/16   今日から三連休ですが、台風18号が日本列島縦断の恐れがあります お出かけを計画していた生徒も多いでしょうが、何かスッキリしない天気ですと少し気が滅入りますね   そんな皆様とS-projectでは台風について勉強していきたいと思います   日本では「台風」ですが世界では何て呼んでいるのでしょうか 日本を含む北西太平洋・アジアではそのまま台風またはタイフーンと呼ばれています アメリカなどの北中米ではハリケーン…その他の地域ではサイクロンと呼ばれています 基本どれも熱帯低気圧の構造を持っている気象現象です   因みに台風の語源は「大風」から来ているとか、「タイフーン」から来ているとか諸説あります   では、台風はどのような仕組みで発生するのでしょうか?

基本台風は熱帯地方の暖かい海域でしか発生せず、熱帯収束帯と呼ばれる領域で発生する事多いです  熱帯などの海域では、太陽の強い日射により海水温が高くなって行きます ↓暖かい海域に接した大気は気温が上昇し、海面から大量の水蒸気の補給を受けて大気の状態が次第に不安定になります ↓太平洋高気圧におおわれた海域の大部分では安定成層となっておりますが、太平洋高気圧から噴き出す北東貿易風と赤道越えの南東貿易風などが集まる低緯度の熱帯収束帯付近で下層が不安定になり空気が収束し強い上昇流を生じます ↓多量の水蒸気を含んだ下層の空気はこの上昇流によって上空に運ばれ凝結し、多数の積乱雲などが発生します これらの雲が集まって雲の塊=クラウド・クラスターを形成します ↓このクラウド・クラスターが出来るときに出る多量の凝結熱が上空を暖め気圧を下げ、熱帯低気圧が形成されます ↓この低気圧の中心に向かって周囲の高温多湿の下層大気が反時計周りに吹き込み(北半球では)、上昇流となって多数の積乱雲を生成します ↓このサイクルが繰り返され熱帯低気圧が明瞭となり雲も組織化され台風が発生します   これが台風が発生するまでのだいたいの流れです   では、なぜ台風は北上してくるのでしょうか?

台風は中心部の大気の上昇によって、周囲の大気を吸い寄せる為、中心部に向かって風が吹きよせることになります この時風はまっすぐ中心の向かって吹き込むわけではなく、地球の自転によるコリオリ力の影響を受け、風向きを変えられることになります また、緯度が高いほどコリオリ力も大きくなるため、北に進む台風は全体的に西向きの力を受けて潜在的には西に進む傾向があります ただ根本的になぜ台風は北上するのかは、結構複雑な話になるそうです   大体ではありますが台風の発生と進路についてのべてきましたが…どうだったでしょう     自分の身の回りで当たり前の起こっている事象について調べてみるだけでも中学生レベルの勉強に関係がある事はたくさんあるのです この「なぜ」 「どうして」を突き詰めていくのが本当の勉強なのです