
現代文の解き方初級編|問題文に答えがある!成績安定のコツ解説
答えは全て問題文にある。~現代文の解き方 初級編~
生徒さんからよく「国語を教えてほしい」「現代文の勉強の仕方がわからない」という相談を受けます。
国語の成績で悩んでいる多くの人は、「テストで良い時と悪い時の差が大きく、点数が安定しない」という悩みを抱えています。
そこで今回は、現代文の点数の取り方と勉強法について解説していきます。昔から知られているテクニックなので、初めての方はぜひ参考にしてください。
現代文は筆者の気持ちではなく「機械的に探す科目」
まず知ってほしいのは、現代文はコツを掴めば点数が安定する科目だということです。テストの点数が安定しない多くの人は「解き方のコツ」を知らない状態です。
数学に公式があり、英語に文型があるように、現代文にも覚えておくべき基礎があります。そのひとつが、 「答えはすべて問題文の中にある」ということです。
現代文のテストは筆者の気持ちを推測する必要はなく、本文中に書いてある答えを機械的に探せば良いだけなのです。
実際に問題を解いてみよう
夏目漱石『吾輩は猫である』を例に、簡単な問題を解いてみましょう。
吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
この書生というのは時々我々を捕まえて煮にする。しかしその当時は何という考えもなかったから別段恐しいとも思わなかった。
問1.下線部「ここ」とはどこですか?最も適切なものを選択しなさい。
- 日の光がよく当たる縁側
- 薄暗いじめじめした場所
- まだ説明が出てきていないので判断できない
よくある「下線部の意味を選ばせる問題」ですね。解き方は次の2ステップです。
手順1.下線部の前に線を引く(意識して読む)
下線部「ここ」の前にある文に答えが隠れています。 これは現代文の鉄則で、下線部の意味は基本的に前の文章に書かれていることが多いのです。
手順2.「場所を示す言葉」を探す
問1は「どこですか?」と聞いているので、探すべきは場所を示すワードです。
本文を見てみると──
薄暗いじめじめした所
これ以外に場所を示す言葉はありません。 よって、正解は② 薄暗いじめじめした場所です。
まとめ
現代文は「センス」や「筆者の気持ち」で解く科目ではなく、本文から答えを探す作業科目です。 今回の例は初級編でしたが、難関校の問題でも基本は同じで、答えはすべて本文中にあるという原則で解けます。(たまに意地悪な問題もありますが…)
国語が苦手な方は、ぜひこの解き方を参考にしてみてください。
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