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徒然草『高名の木登り』に学ぶ受験生の心構えと教訓

徒然草『高名の木登り』に学ぶ受験生の心構えと教訓

いよいよ2017年も終わりますね   2017年も終わります   そして君達受験生も本番が間近に迫ってきました   でもまだ時間がはあります   そこで今日はこんな話を書いてみます     徒然草「木登り名人」の原文です  高名の木登りといひしをのこ、人を掟てて、高き木に登せて梢を切らせしに、いと危ふく見えしほどは言ふこともなくて、降るるときに、軒たけばかりになりて、「過ちすな。

心して降りよ。」

と言葉をかけはべりしを、「かばかりになりては、飛び降るるとも降りなん。

いかにかく言ふぞ。」

と申しはべりしかば、「そのことに候ふ。

目くるめき、枝危ふきほどは、己が恐れはべれば申さず。

過ちは、やすき所になりて、必ずつかまつることに候ふ。」

と言ふ。

あやしき下臈なれども、聖人の戒めにかなへり。

鞠も、難きところを蹴いだして後、やすく思へば、必ず落つとはべるやらん。

「木登り名人」の現代語訳です  有名な木登り名人と世間の人が言った男が人を指図して、高い木に登らせて梢を切らせた時にたいへんあぶなそうに見えた間は、何も言わないで降りててくるときに軒の高さくらいになって「間違いをするな。

気をつけて降りろ」と言葉をかけましたので、 私は、「これくらいの高さになってからでは、飛び降りても、きっと降りることができるだろう。

どうしてそのように言うのか。」

と申しましたところ、 木登り名人が「そのことでございます。

目が回り、枝が危ない間は、自分が恐れておりますから申しません。

間違いは易しい所になって、必ず起こすことでございます」という。

この木登り名人は身分の低いものではあるが、中国の聖人教えにかなっている。

蹴鞠も難しところをうまく切り出し後、易しい思うと必ず鞠を落とすと申すようです   一口解説です   この章段は一道に携わっているものはたとえ身分が低くても、自分の体験から身につけた素晴らしい知恵を持っているものであるという驚きの気持ちや感嘆の気持ちが込められている、ということであります 徒然草においては、しばしば一つの道に邁進している人の素晴らしさを称えることがしばしば書かれています それもこれもその一つであります また、ここに出てくる教訓というのは、失敗というのは、油断するときに生まれるので気をつけたいというこがとであります   四字熟語で「油断大敵」です     どうでしたか?

この時期やり残したことのある人はまだまだガムシャラに追い込む時期です まだ時間はあります!

ただ順調にきている人にとっては慢心、油断が生まれやすい時期でもあるんですよ…   年末年始なかなか落ち着きにくい時期ではありますが、地に足を着けて確実に『前へ』進みましょう